涙袋がなくなったらどうすればよい?原因と対処法を解説
2023.12.04
「涙袋があったのに気が付くとなくなった」という経験はありませんか?涙袋は一生そのままあり続けるものではなく、人によってはなくなってしまうケースがあります。
本記事では涙袋がなくなる原因や復活させる方法などについて解説します。参考にして、自分がこれからどうするべきかの指針にしてください。
目次
涙袋とは?
そもそも涙袋とは、目の下に位置する眼輪筋の膨らみのことです。眼輪筋が発達していたり、眼輪筋とその上の皮膚や脂肪の厚みとのバランスによって、涙袋として現れるのです。
しばしば目の下のたるみと混同されるケースもありますが、たるみと涙袋は別物です。涙袋の正体は筋肉ですが、目の下のたるみは筋肉でなく脂肪が原因です。眼窩脂肪が筋力の低下や筋膜のゆるみなどの原因で押し出され、現れるのが目袋です。
涙袋の効果
涙袋には、以下のような効果があります。
- 目元が女性らしい印象になる
- 顔にメリハリがつく
- 目が大きく見える
特に、目元に自信がない方や、顔の印象がぼんやりしていると感じる人におすすめです。ぜひ、効果を実感してみてください。
涙袋がなくなる原因
涙袋がなくなった場合、原因は以下のどちらかです。
- 眼輪筋が衰える
- 目の下がたるむ
いずれの場合でも、ある日急に涙袋がなくなってしまうという事態にはなりません。徐々に涙袋の様子が変わってきて、気づいたらなくなってしまったというケースが一般的です。
そのため、現時点で涙袋がある人も、定期的に涙袋の様子が変わっていないかチェックしておくのがおすすめです。
眼輪筋が衰える
前述しましたが、涙袋は発達した眼輪筋が肥大化し、目の下に現れているものです。そのため、眼輪筋が衰えて委縮すると涙袋も小さくなります。最終的になくなるケースもあります。
眼輪筋は筋肉であるため、加齢などでも衰えますが、使わないことによる筋力低下によっても衰えます。眼輪筋体操などでカバーすることもできますが、一度衰えた眼輪筋を戻すのは時間がかかります。
目の下がたるむ
目の下がたるむことでも、涙袋はなくなってしまいます。
正確には涙袋がなくなったわけではなく、目の下がたるむことで涙袋と重なってしまい、結果的に涙袋が目立たなくなるのです。
目の下のたるみは、加齢や生活習慣などが原因で発生します。年を経るにつれ、筋力や肌のハリが衰えてくれると、支えられていた眼窩脂肪が前にせり出し、たるみになります。また、目の下を擦る習慣があると、皮膚が引っ張られてたるみが発生します。
涙袋がなくなった時の対処法
涙袋がなくなった時の対処法としては、以下があります。
- ヒアルロン酸による涙袋形成
- その他の施術による涙袋形成
- 【参考】セルフケアで涙袋は戻る?
なお本記事では、セルフケアについても解説します。
ヒアルロン酸による涙袋形成
最もおすすめなのは、ヒアルロン酸による涙袋形成です。
注射のみで完結するため、体への負担が少なく、誰でも手軽に受けられる点が最大のメリットです。仕上がりも自然で、万一失敗してもやり直しできるため、「変化が大きいと整形したと悟られそうで怖い」「仕上がりが理想と違ったらと考えると不安」という方にも、安心して受けていただけます。
その他の施術による涙袋形成
ヒアルロン酸以外の涙袋形成方法としては、以下があります。
- 脂肪注入
- 眼輪筋の形成手術
脂肪注入は効果持続期間の長さやチンダル現象の防止など、ヒアルロン酸にないメリットを持っています。
眼輪筋の形成手術は効果持続期間が長い傾向にありますが、ダウンタイムの症状が重めです。メスを入れることへの恐怖心から、ためらわれる人もいらっしゃるようです。
やり直しの困難さや費用の高額さから、最終的にヒアルロン酸を選ぶ人が多くいます。
【参考】セルフケアで涙袋は戻る?
セルフケアで涙袋を戻すのは難しいのですが、ある程度の改善なら望める可能性もあります。
目の下のたるみが原因である場合、セルフケアでたるみの改善はほとんど不可能であるため、美容医療での改善をおすすめします。
一方、眼輪筋の衰えが原因である場合、セルフケアで治るケースもあります。ただし100%戻る保証はなく、戻るとしても長い時間がかかるため、美容医療で改善した方がよいでしょう。
涙袋が消えることについてよくある質問
涙袋が消えることについてよくある質問は以下のとおりです。
- 涙袋は必ずなくなりますか?
- 美容医療を利用すれば涙袋は一生持続しますか?
上記の他にも質問があれば、遠慮なくカウンセリング時にご相談ください。
安心して注入を受けることは、納得の仕上がりへの第一歩です。
涙袋は必ずなくなりますか?
涙袋は、必ずなくなるとは限りません。ただし、筋肉が元になっているため、加齢と共になくなる可能性が高まっていくのは事実です。
なくなるリスクを低減するには、涙袋がある状態でも眼輪筋体操などのセルフケアを忘れないこと。また、肌のハリなどに注意して眼窩脂肪を支え、目の下のたるみを予防することです。
ただし、予防を重ねたとしても、涙袋がなくなるリスクを完全に防ぐことはできません。セルフケアをしつつ、なくなった時のことも考えておきましょう。
美容医療を利用すれば涙袋は一生持ちますか?
美容医療を利用した場合の涙袋の持続期間ですが、一生持続するわけではありません。ヒアルロン酸に限らず、脂肪注射など他の施術メニューでも同様です。
涙袋そのものが消えなかったとしても、目の下にたるみが発生し、見た目として涙袋がなくなってしまうことはあり得ます。これは、ヒアルロン酸注入でつくり出した涙袋でも同様です。そのため再度なくなった場合の対策を考えておくのがおすすめです。
涙袋がなくなったら松倉クリニックでヒアルロン酸注入を
涙袋がなくなったら、ぜひ松倉クリニックでヒアルロン酸注入をお受けください。
当クリニックでは独自の制度を採用しており、注入後2~3週間経って仕上がりがはっきりしてきたタイミングで、様子を見て、必要に応じ追加注入を行うなどの対応を取ります。
そのため、より自然かつ満足度の高い注入結果を実感していただけます。
【まとめ】涙袋はなくなる場合がある
涙袋は、なくなる場合があります。現在涙袋があるからといって、一生あると保証されているわけではありません。
なくなってしまった涙袋を取り戻したい場合は、美容医療による対策が簡単かつ高い効果を見込めます。