COLUMNコラム

「ヒアルロン酸での涙袋形成って痛いの？」と疑問に思ったことはありませんか？涙袋の形成に限らず、ヒアルロン酸の注入は注射だけで完結します。しかし一方で、顔、特に目元に注射するとなると、不安を抱くのも無理はありません。

本記事では、ヒアルロン酸での涙袋形成における痛みについて解説します。参考にして、注入へのイメージをより具体的にしてください。

ヒアルロン酸による涙袋形成とは？

ヒアルロン酸による涙袋形成とは、ヒアルロン酸を目の下に注入し、涙袋を形成する美容医療です。

ヒアルロン酸は注入されても、すぐには周辺に広がらず、その場で形を保とうとする性質があります。その性質を利用し、涙袋形成のようなパーツの形成や、各部位に対するボリュームの付け足しに利用されます。

ただし、永久にそのままというわけではありません。時間はかかるものの、徐々に体内に吸収されていきます。

ヒアルロン酸注射による涙袋形成時の痛みについて

ヒアルロン酸注射による涙袋形成時の痛みについては、以下のポイントを押さえておきましょう。

• 注射針による痛み
• 注入による違和感
• 注入後の痛み
• 痛みが気になる人は麻酔を
• 痛みが長引く場合はクリニックに相談を

なお、ヒアルロン酸は比較的痛みが軽い注入です。そのため、「痛みは感じるがあまり気にならない」という人も少なくありません。全員が強い痛みを覚えるわけではないため、安心してください。

一方で、痛みが我慢できなくてもおかしいことではありません。恥ずかしいなどと思わず、クリニックに相談してください。

注射針による痛み

ヒアルロン酸は注射で注入を行うため、針を刺す痛みを感じるものです。

目の下は特別痛みに過敏な場所ではありませんし、用いられる注射の針も太いものではないため、あまり気にならないという人もいます。一方で、針が刺さる痛みを感じる人も多くいるのです。

涙袋形成の場合左右に注入しなければならないため、注射は複数回に及びます。一気に注入するとバランスが確かめられないため、注意深く注入を行うと、刺す回数が増加する可能性があります。

注入による違和感

ヒアルロン酸を注入する際、違和感を覚える人もいます。痛みと取るか、違和感と取るかも個人差がありますが、何も感じない人はほとんどいません。麻酔が効いていても、注入されている感覚はあります。

もしも注入途中、「痛くてどうしても耐えられない」と感じたら、クリニック側に事情を説明し対策してもらいましょう。我慢する必要はありませんので、お気軽に申し出てください。

注入後の痛み

ヒアルロン酸の注入は、しばしば注入後も痛みが続くことがあります。注入後の方が痛いという人も少なくありませんが、これは麻酔が切れるためです。

一般的に、眠れないほどの激しい痛みとはなりません。しかし、痛みを無理に我慢する必要もないため、必要があれば痛み止めなどを処方してもらいましょう。

期間としては、痛みが生じても、通常は1～3日程度でおさまります。

痛みが気になる人は麻酔を

痛みが気になる人は、麻酔の対応が可能なクリニックをお選びください。麻酔に関する方針はクリニックごとに異なりますが、全員に必ず麻酔を行うクリニックも珍しくありません。当クリニックでも、麻酔クリームを必ず塗布して注入を行います。

一方で、麻酔がオプションとなっているクリニックもあります。その場合は麻酔希望の旨を伝えた上、オプションにかかる追加料金を準備しておきましょう。

痛みが長引く場合はクリニックに相談を

痛みが長引く場合は、クリニックに相談しましょう。

一般的にヒアルロン酸注入の痛みは数日で治ります。目安は1～3日ですが、3日を過ぎたとしても、痛みが改善傾向にある場合は問題ありません。

しかし痛みが長期に渡り消えないままであったり、痛みが強くなるようであれば、何らかのトラブルが起きている可能性が考えられます。早急にクリニックで相談してください。予約がいっぱいで取れないようであれば、他の医療機関を受診しても構いません。

痛みの他に起こる症状

痛みの他に起こる症状としては、以下のとおりです。

• 腫れ・赤み・内出血
• チンダル現象
• 左右差

腫れ・赤み・内出血はダウンタイムの症状です。可能性はゼロとは言えませんが、全ての人に起こるわけではありません。

一方でチンダル現象や左右差はトラブルです。起こる可能性は低いものの、リスクをゼロにはできないため、知識を得て備えておきましょう。

当クリニックでは、他院でのヒアルロン酸注入で起こった、こういったトラブル改善にも対応しています。遠慮なくご相談ください。

腫れ・赤み・内出血

ヒアルロン酸を注入すると、腫れ・赤み・内出血が生じるケースもあります。これらはヒアルロン酸ではなく、注射によっておこる症状であり、一般的な採血などでも起こり得ます。

腫れと赤みは数日で治りますが、内出血の場合治るまでに最長で3週間程度かかる場合があります。目の下の内出血は目立ちやすいため、眼鏡やサングラスで隠すのがおすすめです。

また、翌日以降はメイクが可能となり、ファンデーションやコンシーラーで隠せるようになります。ただし、メイク落としは施術した部分に負担がかからないよう、やさしく行って下さい。

チンダル現象

チンダル現象と呼ばれる症状が出るケースもあります。ヒアルロン酸を注入した部分が青みがかって見える現象です。

チンダル現象は、ヒアルロン酸を注入した箇所が皮膚に近すぎ、透けて見えることによって起こります。ヒアルロン酸は無色透明ですが、皮膚に透けると青く見えてしまうのです。

チンダル現象が起こると、青クマができたような見た目になり審美性に悪影響を及ぼします。

左右差

左右差が発生してしまう場合もあります。注入の際、片目の仕上がりに集中しすぎると、両目のバランスがおろそかになり、左右差が生まれる可能性があります。

片目がボリューム不足の場合は、ヒアルロン酸を追加し、バランスを取ります。逆に片目がボリューム過剰の場合は、ヒアルロン酸溶解注射などを併用する必要があります。

松倉クリニックで痛みに対応したヒアルロン酸注入を

痛みに弱く、不安な方は、ぜひ松倉クリニックにご来院ください。

当クリニックでは、ヒアルロン酸注入を受ける方全員に麻酔クリームを使用し、痛みを緩和しています。麻酔クリーム代は無料です。

また、当クリニックではヒアルロン酸注入を２回に分けて完成するシステムを導入しています。２～３週間後に状態を確認し、必要に応じて無料で追加の注入を行い、より理想に近い仕上がりを実現します。

【まとめ】ヒアルロン酸注入の痛みは麻酔で緩和可能

ヒアルロン酸注入は若干の痛みを伴いますが、麻酔で緩和可能です。無理に我慢する必要はないため、「痛みに弱い方は、麻酔クリームの用意がある当クリニックへお越しください。」