口角ボトックスは失敗するケースもある?対策も解説
2023.12.04
「口角ボトックスって失敗するの?」と不安を抱いていませんか?失敗してしまったケースがあるのは事実です。しかし、リスク低減の方法はあります。
本記事では口角ボトックスについて、失敗例や回避方法などを解説します。参考にして、満足いく仕上がりを目指してください。
目次
口角ボトックスとは?
口角ボトックスとは、ボトックスという製剤を口角に注入します。ボトックスは筋肉の動きを抑える性質を持っていて、注入する部位ごとに期待できる効果が異なります。
口角ボトックスの場合、口角下制筋という口角を下げる筋肉に作用して、口角を自然に上げられるようにしてくれます。ひいては表情がにこやかに明るくなるのです。
口がへの字になり、いつも不機嫌そうに見られる人に、特におすすめのメニューです。
口角ボトックスの失敗パターン
口角ボトックスで失敗となるパターンは、以下のとおりです。
- 左右差が出る
- 表情が不自然
なお、腫れや赤みなどダウンタイムの症状が出たり、徐々にボトックスの効果が消えてしまったりするのは、ありがちなことです。したがって、起こったからといって失敗とはいえません。
左右差が出る
口角ボトックスは、失敗すると左右差が出てしまいます。片方ずつ見るとおかしくありませんが、全体で見るとバランスが崩れているパターンです。左右のバランスは常に意識しなければなりません。
人間の顔は完璧な左右対称ではありません。そのため、バランスよく仕上げるには同じ量を同じ位置に注入すればよいわけではなく、適切な量や位置を見極める必要があります。
表情が不自然
口角ボトックスを注入して、表情が不自然になるケースもあります。
もし表情を動かす際に、ボトックスの作用で違和感を覚えたら、鏡やカメラなどでチェックしてみましょう。違和感があるからといって見た目に不自然とは限りません。客観的に確認しましょう。
口角ボトックスの失敗を防ぐために
口角ボトックスの失敗を防ぐためには、以下のポイントが大切です。
- クリニック選びをしっかり行う
- 審美性アップの際は他のメニューを併用する
- たくさん注入すればよいという考えを捨てる
上記のポイントをすべて守っても、リスクをゼロにすることは難しいですが、守った場合と守らない場合とではリスクの大きさが変わります。
クリニック選びをしっかり行う
まずはクリニック選びをしっかり行いましょう。口角ボトックスに限らず、あらゆる美容医療に伴うリスクは、クリニック選びに成功すれば大きく低減できます。
技術力の高さはもちろんですが、カウンセリングが丁寧かどうかも重要です。質問しにくい雰囲気では疑問や不安を解消できません。納得できないまま施術を受ければ、後悔やトラブルにつながることにもなります。
通いやすさや費用も大切です。しかし、それらを最優先にするのはおすすめできません。あくまで、技術と相性を優先してください。
審美性アップの際は他のメニューを併用して
口元の審美性を上げたい、もっとにこやかで明るい表情になりたいという方は、ボトックスにだけこだわるのではなく、他のメニューを併用することを考えてみましょう。
特に相性がよいのは、たるみやシワの改善が見込める光、高周波、超音波などの照射治療と、同じくシワの改善が見込めるヒアルロン酸の注入です。どちらも体への負担が少なく、カジュアルに受けられる点はボトックスと共通しています。
より具体的なメニューや実際の併用については、カウンセリング時に相談すると、詳しいことを教えてもらえます。
たくさん注入すればよいという考えを捨てる
ボトックスに関しては「たくさん注入すればよい」という考えを捨てましょう。
ボトックスは少なすぎると効果が感じられません。しかし一方で、多すぎると表情が不自然になったり、本来の機能を損なって生活に支障が出たりなどの悪影響が出ます。肝心なのは、適量を注入することです。
ボトックスの効果が物足りないと感じると、量を増やせばよいと考えがちですが、注入量が多すぎると弊害を及ぼすこともあります。
ボトックスの量を増やすのではなく、他のメニューを取り入れてみてはいかがでしょうか。
【参考】口角ボトックスに失敗したらどうすればよい?
口角ボトックスで失敗してしまった場合、クリニックへ相談してください。
ボトックスの失敗による影響は、よくも悪くも時間経過で薄れていきます。失敗した状態がずっと続くわけではありません。
口角ボトックスに失敗したくない人は松倉クリニックへ
口角ボトックスに失敗したくない人は、松倉クリニックへお越しください。当クリニックはレベルの高い医師が担当するため、ボトックスの効果が最大限発揮されるように仕上げられます。
また、当クリニックは注入後2週間経過した頃に、仕上がりの確認を行います。必要に応じて無料で追加注入し、仕上がりにより磨きをかけます。
【まとめ】口角ボトックスには失敗のリスクがある
口角ボトックスに、失敗のリスクがあるのは事実です。残念ですが、美容医療において失敗のリスクを完全になくすことはできません。
しかし、リスクを大きく低減できる方法はあります。特にクリニック選びは非常に重要で、クリニック選びが成功するかどうかで失敗の確率は大きく変わります。先ずは安心して任せられそうだと思えるクリニックを見つけてください。