COLUMNコラム

「口角ボトックスってどんなデメリットがあるの？」と考える人は少なくありません。美容医療を受けようとした際、デメリットはないのか、あるならどのようなものか知りたいと感じるのは自然なことです。

本記事では、口角ボトックスのデメリットについて解説します。参考にして、ボトックス注入に対する備えを万全にしましょう。

口角ボトックスとは？

口角ボトックスとは、口角にある口角下制筋にボトックスを注入して、下がった口角を持ち上げる効果を期待できます。

口角下制筋は、口角を下げる働きがあります。そこにボトックスを注入すると、口角を下に引っ張る力が弱まるため口角が上がりやすくなるのです。

ボトックスは他にもさまざまな部位に注入することができ、それぞれ異なった効果が見込めます。注入は注射だけで完結するため、メスは使用しません。

口角ボトックスの効果

口角ボトックスの効果は、以下のとおりです。

• 口角が上がり笑顔を作りやすくなる
• マリオネットラインが改善される可能性がある

口角ボトックスは、口角を下げる筋肉の動きを抑えるため、自然に口角が上がり笑顔が増えます。また、口角が上がることで、低確率ながらマリオネットラインが改善されるケースもあります。

不機嫌そう、不満そうに見られがちという方は、ぜひ注入をご検討ください。

口角ボトックスのメリット

口角ボトックスのメリットは、以下のとおりです。

• ダウンタイムが短い
• 注入の痕が他人からわからない
• 失敗してもやり直せる

生活に対する影響の少なさが、ボトックス最大のメリットです。休みを取る必要もありませんし、大きな傷など見た目に悪影響も出ません。

また、ボトックスは時間が経つと効果が薄れるため、失敗しても改めて注入をやり直すことができます。

口角ボトックスのデメリット

口角ボトックスのデメリットは、以下のとおりです。

• 効果に永続性がない
• 効果の即時性が低い
• ダウンタイムの症状が出る

ダウンタイムの諸症状については、全員に必ず出るわけではありません。

効果に永続性がない

ボトックスは、効果に永続性がありません。時間が経つと効果は徐々に消えていき、3ヶ月～半年ほどで元の状態へ戻ってしまいます。神経末端が再生し、シワや汗の引き金となる神経伝達物質（アセチルコリン）の放出が再開するからです。

注入のやり直しができるというメリットにもなりますが、結果に満足している場合は、注入を繰り返さなければ状態を維持できません。注意してください。

効果の即時性が低い

口角ボトックスは、注入後、直ぐに効果が現れるわけではありません。注入を受けてから2～3日後に効果を実感できます。

そのため、「すぐに変化が出る」と考えていると、「想定と違った」と感じる恐れがあるため、注意が必要です。

ダウンタイムの症状が出る

ボトックスは、ダウンタイムの症状が出るケースがあります。具体的には、以下のとおりです。

• 腫れ
• 赤み
• 内出血
• 違和感

上記の内、ボトックス特有と言えるのは違和感のみです。他の症状は注射という医療行為に共通するもので、１～３日のうちに治まります。違和感については、１週間程度で気にならなくなるケースが大半です。

なお、まったく症状が出ない人も少なくありません。

口角ボトックスのリスク

口角ボトックスのリスクは、以下のとおりです。

• 左右差が出る
• 頭痛が出る

上記の症状はデメリットと異なり、必ず出るわけではありません。どちらかというと出ないケースの方が一般的ですが、リスクを100%防ぐのは不可能であるため、知識として覚えておきましょう。

左右差が出る

口角ボトックスは、左右差が出る場合もあります。

口角は左右に1箇所ずつあるため、どちらか片方だけに注入しても審美性は上がりません。全体のバランスを見つつ、両方の口角にボトックス注入し、自然な仕上がりを実現する必要があります。

しかし、医師が片方の仕上がりにばかり集中してしまうと、仕上がりに左右差が出てしまいます。

頭痛が出る

口角ボトックスは、頭痛が出る可能性もあります。

ボトックスは筋肉の動きを抑える作用を持ちますが、人間の体は今までの筋肉の動きが制限されると、別の筋肉を動かしてカバーしようとします。

その結果普段使わない筋肉を動かすことによって、力が入り緊張するため、頭痛を引き起こしてしまうのです。

頭痛が起こらない人もいますし、一般的には一時的なもので、1ヶ月程度経つと気にならなくなります。

松倉クリニックで口角ボトックスのデメリットを最小限に

口角ボトックスのデメリットを最小限にしたい方は、松倉クリニックでお受けください。当クリニックは高い技術力を持って注入に当たるため、デメリットやリスクを最小限に抑えられます。

また、デメリットについて不安な方は、カウンセリングにてご相談ください。より詳しくご説明し、不安を払拭していただいた上で注入へと移ります。

さらに当クリニックでは、注入後2～3週間で無料で修正するシステムを採用しています。

【まとめ】口角ボトックスにもデメリットはある

さまざまなメリットがある口角ボトックスですが、デメリットもあります。ボトックスに限らず、美容医療はすべてメリットとデメリットを両方持っています。

重要なのは、メリットもデメリットも知った上でボトックス注入に受けることです。どちらか片方にばかり目を向けると、最終的に不満が残る結果となってしまいます。

より詳しくお知りになりたい場合は、遠慮なくクリニックにご相談ください。