COLUMNコラム

唇ヒアルロン酸は、唇を自然にボリュームアップさせたり、形を整えたりできる治療です。

手軽に受けられることから様々な方から人気を集めていますが、ヒアルロン酸を入れすぎるとトラブルが生じる可能性があるため、注意が必要です。

本記事では、唇ヒアルロン酸を入れすぎることで生じる恐れがあるトラブルや失敗例について紹介します。

失敗を防ぐポイントも解説しているので、唇ヒアルロン酸を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

唇ヒアルロン酸は入れすぎるとどうなる？

唇ヒアルロン酸は、適切な量を注入すれば自然なボリュームアップ効果を期待できます。

一般的には、上唇と下唇合わせて1〜2cc程度が目安量です。

しかし、ヒアルロン酸を入れすぎてしまうと腫れたような不自然な仕上がりになる可能性があります。

また真皮層内のヒアルロン酸が増えることで、唇が伸びてしまうリスクも考えられるため、注意が必要です。

唇ヒアルロン酸注入の失敗例

唇ヒアルロン酸は、腫れぼったくなる以外にも下記のようなリスクが伴います。

・ヒアルロン酸が青白く透けて見える

・不自然に腫れぼったくなる

・しこりが生じる

・血管閉塞

これらはヒアルロン酸の入れすぎ以外の原因でも生じます。

不自然な仕上がりになるリスクを軽減するためにも、まずは失敗例について理解しておきましょう。

ヒアルロン酸が青白く透けて見える

皮下組織に注入されたヒアルロン酸が青白く透けて見える現象を「チンダル現象」といいます。

チンダル現象は、皮膚の薄い部分にヒアルロン酸を注入した際に起こりやすい傾向にあります。

患部を近くで見られると周囲の人に、治療を受けたことを気付かれてしまう可能性もあるでしょう。

一般的には、チンダル現象が気になる場合は、ヒアルロン酸溶解剤を使用し、製剤を溶かします。

ほかにもある程度の深さにヒアルロン酸を注入することで、チンダル現象を防ぐことが可能です。

不自然に腫れぼったくなる

冒頭でも紹介した通り、ヒアルロン酸を注入しすぎると不自然に腫れぼったくなる可能性があります。

唇ヒアルロン酸を受ける方は、ボリュームアップ効果を期待している方が多いですが、注入量を誤ると俗に言う「ヒアル顔」になってしまいます。

しこりが生じる

唇ヒアルロン酸は、ほうれい線や額などに比べると注入量が少ないため、比較的起こりにくいものの、しこりが生じるケースもあります。

ヒアルロン酸は体内に存在する物質のため、拒否反応やアレルギーなどは少ない傾向があります。

しかし、製剤は人工物であるため、稀に拒否反応でしこりが生じる可能性もあるのです。

特に繰り返しヒアルロン酸注入を受けている方は、しこりが生じやすい傾向があるといわれています。

血管閉塞

非常に稀ではありますが、ヒアルロン酸の注入箇所を誤ると血管閉塞が起こるリスクがあります。

注入箇所を誤る以外にも、血管を圧迫したり、針で傷つけたりなどすることも原因です。

血管閉塞が起こると唇が壊死してしまったり、稀ですが場合によっては失明の恐れもあります。

唇ヒアルロン酸注入の失敗を防ぐポイント

唇ヒアルロン酸は、ダウンタイムや治療時間が短いうえに、比較的費用も手軽のため、検討している方も多いでしょう。

治療の失敗リスクを軽減し、理想の仕上がりを手に入れるには、下記のポイントが大切です。

・スキルの高い医師のもとで受ける

・理想のイメージをしっかり医師に伝える

・リスクやデメリットについて理解しておく

・必要以上にヒアルロン酸を入れすぎない

それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。

スキルの高い医師のもとで受ける

ヒアルロン酸注入は、医師のスキルによって仕上がりが左右されます。

さらにヒアルロン酸注入についての知識が少ないと、重篤なリスクを起こす可能性も高まります。

そのため、ヒアルロン酸注入の実績や症例が豊富かつ形成外科学に精通した医師を選ぶことが大切です。

また、カウンセリングで違和感を抱いたら別のクリニックを検討することをおすすめします。

理想のイメージをしっかり医師に伝える

カウンセリングでは「M字リップにしたい」「自然なボリュームがほしい」など具体的に理想のイメージを伝えましょう。

漠然としたイメージだと治療後の仕上がりにミスマッチが生じる可能性もあるため、注意してください。

もし理想の唇や口元の写真がある場合は、それらを見せるとわかりやすいでしょう。

リスクやデメリットについて理解しておく

ヒアルロン酸注入を受ける際には、メリットだけでなく、リスクやデメリットについても理解しておきましょう。

チンダル現象やしこりが生じるリスクなどを知らずに受けてしまうと、治療後に焦って誤ったアフターケアを行ってしまう可能性もあります。

また気になる点や不安なことは、必ず治療の前に医師に相談しておきましょう。

納得した状態で治療を受けることが大切です。

必要以上にヒアルロン酸を入れすぎない

唇ヒアルロン酸を受ける際は、入れすぎないことも大切なポイントです。

治療後の状態に見慣れると「もっとヒアルロン酸を注入したい」となる人も少なくありません。

そのため、医師や知人などの意見も参考にし、自然な状態を維持できるように心がけましょう。

松倉クリニックでは必要に応じて再注入を行います

唇ヒアルロン酸を受けたい方は、松倉クリニックへお越しください。

当クリニックには、ヒアルロン酸注入に精通した医師が在籍しています。

様々なリスクを軽減しつつ1人ひとりの悩みや希望に合った治療を提供します。

治療の際には、無料で麻酔の塗布を行っているため、痛みに不安を抱えている方もぜひ当クリニックにお越しください。

また当クリニックでは、治療2〜3週間後に仕上がりの確認を行います。

必要に応じて無料で再注入を行うため、自然な仕上がりながらも高い効果を期待できるのが特徴です。

当クリニックでは、公式サイトや電話からカウンセリングの予約を受け付けています。

興味がある方は、ぜひ一度お越しください。

唇ヒアルロン酸は入れすぎないよう注意しよう！

唇ヒアルロン酸は、入れすぎると不自然に腫れぼったくなってしまう可能性があります。

自然な仕上がりにするためにも、注入量や再治療のスパンなどを医師と相談しましょう。

またヒアルロン酸注入は、血管閉塞といった重篤なリスクも伴うため、治療に精通した医師のもとで受けることが大切です。

信頼できる医師のもとで治療を受け、理想の自分を目指しましょう。