糖質過多と糖化:糖化は老化!
2017.11.10
こんにちは、田路です^^
糖質過多シリーズ、前回は“糖質肌”についてでしたね。
お肌の老化につながりますよ!
というと、皆さんたいてい耳を傾けてくれます。
と・こ・ろ・が・・・
血管も骨も細胞も、
糖化によってどんどん老化してしまうって知ってました??
あまっている糖は、そこらへんの蛋白質にくっつきます。
そうすると、その蛋白質は劣化したり、働きが悪くなります。
これが「糖化」。
お肌のコラーゲン(蛋白質の一種)に糖がくっつくと、
ツヤがなくなり黄ぐすみ起こしたり、
本来の弾力性が失われてたるみや毛穴に繋がりますね!
そう、私たちの言う“糖質肌”です。
お肌以外にも、体中に蛋白質はあって、
大切な生命活動を行っています。
血管の壁にも、関節や骨にも、細胞の壁にも蛋白質。
ホルモンなどの信号物質を受け取る受容体蛋白も、
代謝を行う酵素も蛋白質。
これが糖化すれば、代謝が落ちたり、エラーが増えたりします。
そうやってひとつひとつの細胞の機能が落ちれば、
臓器も、はたらきが悪くなってしまいますね!
血糖が高いと言えば、“国民病”とも言える糖尿病。
いろんな臓器に合併症が起きるのは、全身あらゆるところで糖化が進むためです。
そう、「糖化は老化」。
わかりやすいでしょ😉
糖質過多は、
肥満やインスリン抵抗性を通じて、
食後高血糖・高血圧・脂質異常症・・・
つまり、
メタボリック症候群のベースとなります。
さまざまに入り組んだ悪循環の始まりです。
この段階ではまだ、生活習慣改善で戻れますが、
ここから先に進んだ場合・・・
組織もどんどん変化してしまい、非常に戻りにくくなっちゃうんですね!
無症状のまま、突然発症して一発アウトになる、
サイレント・キラー(静かなる殺し屋)と呼ばれる病気にもなりますし、
前にちょっとご紹介した、不妊にも繋がってしまいます。
だから症状がなくても、早くから治していきましょう!
クリニックで口を酸っぱくして、
糖質制限!!!
と指導するのは、こんなワケなのです😉✨
♡Taji♡