松倉院長コラム 第1回: 若々しく健康であるために、 僕がしていること(上)
2016.10.29
このコーナーでは、私がアンチエイジング医療において大切にしていることや、食事法、みなさんにおすすめしたいアンチエイジングのこつなどをお伝えしていこうと思います。
まず1回目は、診察時に患者さんからよく受ける、
「先生は若さのために何をしているんですか?」
という質問について、この場でお答えしてみましょう。
私は現在54歳ですが、「年齢より若く見える」と言われることが多いです。
アンチエイジング医療をする以上、自分自身が説得力のある姿でないと患者さんに指導はできない、と思っているので、いちおう私なりに努力をしているつもりです。
包み隠さずお話すると、私は自分の勉強もふくめてたくさんのサプリメントを飲み、そして総合ナチュラルホルモン補充療法などを行っています。
● サプリメント
服用しているサプリメントの種類:
パーフェクトアミノ
The CB+
パーフェクトA
パーフェクトE
カルマグD
Proカリウム
Pro亜鉛
Pro鉄
Pro’s EPA
Pro D3 5000
ザ ファイバー
コルチゾールコントロール
メラトニンリキッド
AHCC
スペクトラザイム
ウルトラインフラメックス
Cvrcumin500 with Bioperine
BenfoMax
Silymarin
R-Lipoc Acid
NAC
Stem-C Nutorition
さらに、食事は基本的に、糖質制限食を続けています。
典型的な1日の食事内容をお話しすると、
● 朝食
妻の作ったスムージーを飲む
(材料は、旬の野菜と果物。レシピは、アメリカで購入した本を参考にしています)
● 昼食
近所の店でスタッフにおかずのみを買ってきてもらう。
炭水化物はなし。おかずは、肉、魚、野菜など。タンパク質が不足しないよう心がける
● 夕食
基本は外食。小食なので、食べ過ぎることはない。
厳密な糖質制限は行っていないので、イタリア料理ならパスタやピザ、寿司屋にいけば握りもいただきます。
かつては「コーラがエネルギー源」のときもあった
このような私の生活をお伝えすると「ごはんやスイーツ抜きなんて無理、絶対できない!」と感じる人もいるかもしれません。
もちろん私自身、ずっとこんな生活をしてきたわけではありません。
もともとお酒が飲めないので、かつてはごはんも甘いものも大好きでした。
「コーラがオレのエネルギー源だ!」と豪語しがぶ飲みし、夕食を満腹になるまで食べても、さらに甘いものでしめないと満足できない、そんな食生活をしていました。しかし、39歳のときに盲腸の手術を受け、手術後、体力がぐっと落ちるのを感じました。「お腹を切ると体調が変わっちゃうんだよな~」と言っていた患者さんの言葉の意味がしみじみ理解できたことを覚えています。
次回は、そんな生活を40歳手前まで続けていた私が、「総合ナチュラルホルモン補充療法」と「分子整合栄養学」を学んでどのように変わったかについてお話しましょう。